2011富士登山 その1
私と息子の富士登山から、気がつけば明日で1週間。
まだまだ思い出すと興奮&感動がよみがえってきます。
私の筋肉痛も三日目で終了
1年前から計画していた富士山ですので、1回じゃ書ききれません
てな訳で何回になるかわかりませんが、レポいきま~す
まだまだ思い出すと興奮&感動がよみがえってきます。
私の筋肉痛も三日目で終了

1年前から計画していた富士山ですので、1回じゃ書ききれません

てな訳で何回になるかわかりませんが、レポいきま~す

いよいよ待ちに待った富士山。
当初7月の最終週の平日を予定していました。
でも、旦那の実家から身内が危篤状態だと連絡が入り、いつでも来れるように準備しておいてとの事。。。
それがまさに予定していた日の三日前
なので富士登山の計画は予定が立てられず、不謹慎ながら「いつ行けるんだろ」とモヤモヤ
今になって思えばその週は天気が悪く、延期になって良かったです。
そして身内の状態も落ち着き、その翌週には無事に富士登山へ
8月2日、3日の火曜水曜で決行です。
1日の夜、全ての家事を終わらせ、2歳の次男を寝かしつけ、自分も添い寝で寝てしまい。。。(汗)
ふと目覚めると1時
そそくさと長男と共に自宅を出ました。
あらかじめほとんどの荷物を車に移動しておいたので、寝ぼけた息子を起こして車へ。
息子はそのまま眠りの続き。
母は富士宮口五合目まで深夜の運転です。
夜中なので道はガラガラ。
順調に東名を走り、足柄のSAにあるファミマで翌日の朝食&お昼などをを調達。
自宅から2時間かからずに五合目に着きました。
駐車場は深夜3時で満車です。
たまたま空いてたレストハウスの一段下の路肩に停めました。

真っ暗の中、私はヘッドライトをたよりにトイレへ。
ペーパーホルダーの中に紙はなし
そして息子の隣へ潜り込み就寝。
翌朝、6時位からちょこちょこ目が覚めていましたが、出来るだけ睡眠を取りたかったので7時半くらいまで寝ていました。睡眠不足が私の天敵。かなりの確率で頭痛になります。
車や人の動きでだんだんと騒がしくなり、大型バスも登ってきます。
その時の五合目の天気は霧でした。
そして朝ご飯。

うどんとおにぎり、とパン。
うどんは息子がほとんど食べ、私はおにぎりとうどんの汁。。。
だって、余ったからって汁は捨てれないもんね
朝食終了後、窓に雨が。
雨なのか霧の延長なのかよくわからない感じでしたが、しばらくすると晴れました。
歩いている人達もレインウエアは着てなかったので、私たちも雨具はザックの中へ。
さて、お土産屋さんで金剛杖を買いトイレも済ませ、10時過ぎにようやく出発。
夜中から五合目にいるので、高度順応は全く問題なしです
今日は七合九勺の山小屋まで行けばよいのでのんびりとスタート。
赤岩八合館へ「予約した〇〇ですが、これから五合目出発します~」と連絡を入れていざ出発
しようと思ったら雨?
ころころ変わる天気なので、レインウエアの上を着て、ザックカバーをつけて登ることにしました。
再出発の時にはまた雨は止み。。。
歩き始めてしばらくするとまたガス?雨?
なので六合目で息子だけ雨具の下も穿かせました。
六合目は宝永山に行く時に去年も通った場所。
そして今年は山頂へ続く登山道を登ります。
ここですでに息子は山小屋で何か食べたいと言っていました
そんな言葉は軽く無視して、ベンチで休憩した後に新七合目へ向けて出発。
しばらくすると雲の上に出て晴れてきました

ちょくちょく休憩をしたがる息子に合わせて、六合目と新七合目の途中でお昼ご飯にしました。
展望がよくひらけた場所でランチ休憩です。
おにぎりやアンパン、サンドイッチを食べました。
途中ブルを何回も見ました。遅いようでいて、あっという間に見えなくなってしまいます。
暑くなってきたので息子はレインウエアの上を脱がせました。

そして13時ごろに新七合目に到着

外のベンチで休憩中、息子の様子が変です。
「ママ、頭痛い。。。」
げっ!もう高山病?
「頭がぐわんぐわんする
」とな。
とりあえず水分を飲ませ、プラシーボ効果も期待してレメディを与え、深呼吸をたくさんさせました。
私は全然平気なんだけど。。。頭痛いのは辛いよなぁ。なんて思いながら様子をみていると、隣で休憩していた男の人が「今日は上まで登るんですか?」と話しかけてきました。
私 「はい、八合目まで。そのあとトラバースして御殿場口の赤岩八合館へ泊ります。」
男の人「おお、同じです。僕たちも赤岩さんですよ。」
私 「でも、すでにここで息子が頭痛いって。。。」
男の人「僕、頭痛いの?オジサン酸素持ってるけど使わないから吸ってみる?」
と、携帯酸素を息子に吸入させてくれました。
男の人「どう?」
息子 「うん、すこし楽かも」
と、そんな嬉しくてありがたいやり取りがあり、頭痛も治まった?ようです。
そしてその人が「じゃ、一緒に行きましょう!」と言ってくれ、私はビックリ
息子のペースはカメ並みで、まるで牛歩ですから。
「いえいえ、ペースが遅いんでご迷惑になっちゃいます」と言ったんですけど、結局一緒に山小屋まで歩いてくれました。
男の人は63歳の人と48歳の二人組。
どういう関係なのかはわかりませんが、名古屋から来たそうです。
去年も登ったと言っていました。
二人ともすごくいい人で、息子もだんだん元気になりやる気が出てきました。
休憩が多い息子に付き合って途中途中休み、蜂蜜に漬けたレモンをくれたり。
岩場をよじ登る息子を褒めておだててくれ、時には励ましてくれたり。
新七合目から元祖七合目まで時間がかかりましたが、息子は頑張って登りました。
14時40分に元祖七合目

とうとう3000m超えです
私は軽い頭痛がしてきました。
岩場も多くなってきて、よじ登る時の体勢や息子の靴紐を結び直したりする動作が頭にひびきます。
ここでバファリンを飲みました。
一緒に登ってくれている男の人が「ここから八合目まではすぐだよ」と教えてくれて、なんだかとっても嬉しくなりました。
晴れたりガスったりを繰り返していましたが、五合目以来雨は降りませんでした。
教えてもらった通り、八合目まではそんなにかからず?、だけど息子にとってはどうやって登っていいかわからないくらいの岩場。
身長の半分くらいの段差を登って行きます。
疲れているはずの息子は励まされ、おだてられ、頑張って登ります。
母の方が心臓バクバクでした
ここまでくるとさすがに息苦しい。平坦な道じゃないから余計心臓にきます。
意識しながら深呼吸を何度も何度もしました。
風船を膨らますように息を吐けるだけ吐くと、そのあと吸うときにたくさん空気を吸うことができます。
大げさなくらい深呼吸しましたよ。
私の頭痛も薬のおかげでなくなり、16時15分やっと八合目まで登ってきました。


標高も3250m! 北岳の3193mを超えました

さすがに肌寒くなってきたので息子にレインウエアの上を着せました。
ここ八合目は眺めが最高です。
↑こうやって座るとちょっと怖いけどね。
さぁ、ココからは御殿場口にトラバースして今夜のお宿、赤岩八合館へ
影富士は見れるかな~
続きは後日~
当初7月の最終週の平日を予定していました。
でも、旦那の実家から身内が危篤状態だと連絡が入り、いつでも来れるように準備しておいてとの事。。。
それがまさに予定していた日の三日前

なので富士登山の計画は予定が立てられず、不謹慎ながら「いつ行けるんだろ」とモヤモヤ

今になって思えばその週は天気が悪く、延期になって良かったです。
そして身内の状態も落ち着き、その翌週には無事に富士登山へ

8月2日、3日の火曜水曜で決行です。
1日の夜、全ての家事を終わらせ、2歳の次男を寝かしつけ、自分も添い寝で寝てしまい。。。(汗)
ふと目覚めると1時

そそくさと長男と共に自宅を出ました。
あらかじめほとんどの荷物を車に移動しておいたので、寝ぼけた息子を起こして車へ。
息子はそのまま眠りの続き。
母は富士宮口五合目まで深夜の運転です。
夜中なので道はガラガラ。
順調に東名を走り、足柄のSAにあるファミマで翌日の朝食&お昼などをを調達。
自宅から2時間かからずに五合目に着きました。
駐車場は深夜3時で満車です。
たまたま空いてたレストハウスの一段下の路肩に停めました。

真っ暗の中、私はヘッドライトをたよりにトイレへ。
ペーパーホルダーの中に紙はなし

そして息子の隣へ潜り込み就寝。

翌朝、6時位からちょこちょこ目が覚めていましたが、出来るだけ睡眠を取りたかったので7時半くらいまで寝ていました。睡眠不足が私の天敵。かなりの確率で頭痛になります。
車や人の動きでだんだんと騒がしくなり、大型バスも登ってきます。
その時の五合目の天気は霧でした。
そして朝ご飯。
うどんとおにぎり、とパン。
うどんは息子がほとんど食べ、私はおにぎりとうどんの汁。。。
だって、余ったからって汁は捨てれないもんね

朝食終了後、窓に雨が。
雨なのか霧の延長なのかよくわからない感じでしたが、しばらくすると晴れました。
歩いている人達もレインウエアは着てなかったので、私たちも雨具はザックの中へ。
さて、お土産屋さんで金剛杖を買いトイレも済ませ、10時過ぎにようやく出発。
夜中から五合目にいるので、高度順応は全く問題なしです

今日は七合九勺の山小屋まで行けばよいのでのんびりとスタート。
赤岩八合館へ「予約した〇〇ですが、これから五合目出発します~」と連絡を入れていざ出発

しようと思ったら雨?
ころころ変わる天気なので、レインウエアの上を着て、ザックカバーをつけて登ることにしました。
再出発の時にはまた雨は止み。。。
歩き始めてしばらくするとまたガス?雨?
なので六合目で息子だけ雨具の下も穿かせました。
六合目は宝永山に行く時に去年も通った場所。
そして今年は山頂へ続く登山道を登ります。
ここですでに息子は山小屋で何か食べたいと言っていました

そんな言葉は軽く無視して、ベンチで休憩した後に新七合目へ向けて出発。
しばらくすると雲の上に出て晴れてきました

ちょくちょく休憩をしたがる息子に合わせて、六合目と新七合目の途中でお昼ご飯にしました。
展望がよくひらけた場所でランチ休憩です。
おにぎりやアンパン、サンドイッチを食べました。
途中ブルを何回も見ました。遅いようでいて、あっという間に見えなくなってしまいます。
暑くなってきたので息子はレインウエアの上を脱がせました。
そして13時ごろに新七合目に到着

外のベンチで休憩中、息子の様子が変です。
「ママ、頭痛い。。。」
げっ!もう高山病?
「頭がぐわんぐわんする

とりあえず水分を飲ませ、プラシーボ効果も期待してレメディを与え、深呼吸をたくさんさせました。
私は全然平気なんだけど。。。頭痛いのは辛いよなぁ。なんて思いながら様子をみていると、隣で休憩していた男の人が「今日は上まで登るんですか?」と話しかけてきました。
私 「はい、八合目まで。そのあとトラバースして御殿場口の赤岩八合館へ泊ります。」
男の人「おお、同じです。僕たちも赤岩さんですよ。」
私 「でも、すでにここで息子が頭痛いって。。。」
男の人「僕、頭痛いの?オジサン酸素持ってるけど使わないから吸ってみる?」
と、携帯酸素を息子に吸入させてくれました。
男の人「どう?」
息子 「うん、すこし楽かも」
と、そんな嬉しくてありがたいやり取りがあり、頭痛も治まった?ようです。
そしてその人が「じゃ、一緒に行きましょう!」と言ってくれ、私はビックリ

息子のペースはカメ並みで、まるで牛歩ですから。
「いえいえ、ペースが遅いんでご迷惑になっちゃいます」と言ったんですけど、結局一緒に山小屋まで歩いてくれました。
男の人は63歳の人と48歳の二人組。
どういう関係なのかはわかりませんが、名古屋から来たそうです。
去年も登ったと言っていました。
二人ともすごくいい人で、息子もだんだん元気になりやる気が出てきました。
休憩が多い息子に付き合って途中途中休み、蜂蜜に漬けたレモンをくれたり。
岩場をよじ登る息子を褒めておだててくれ、時には励ましてくれたり。
新七合目から元祖七合目まで時間がかかりましたが、息子は頑張って登りました。
14時40分に元祖七合目
とうとう3000m超えです

私は軽い頭痛がしてきました。
岩場も多くなってきて、よじ登る時の体勢や息子の靴紐を結び直したりする動作が頭にひびきます。
ここでバファリンを飲みました。
一緒に登ってくれている男の人が「ここから八合目まではすぐだよ」と教えてくれて、なんだかとっても嬉しくなりました。
晴れたりガスったりを繰り返していましたが、五合目以来雨は降りませんでした。
教えてもらった通り、八合目まではそんなにかからず?、だけど息子にとってはどうやって登っていいかわからないくらいの岩場。
身長の半分くらいの段差を登って行きます。
疲れているはずの息子は励まされ、おだてられ、頑張って登ります。
母の方が心臓バクバクでした

ここまでくるとさすがに息苦しい。平坦な道じゃないから余計心臓にきます。
意識しながら深呼吸を何度も何度もしました。
風船を膨らますように息を吐けるだけ吐くと、そのあと吸うときにたくさん空気を吸うことができます。
大げさなくらい深呼吸しましたよ。
私の頭痛も薬のおかげでなくなり、16時15分やっと八合目まで登ってきました。
標高も3250m! 北岳の3193mを超えました


さすがに肌寒くなってきたので息子にレインウエアの上を着せました。
ここ八合目は眺めが最高です。
↑こうやって座るとちょっと怖いけどね。
さぁ、ココからは御殿場口にトラバースして今夜のお宿、赤岩八合館へ

影富士は見れるかな~

続きは後日~
